あなたの会社に、「仕事はものすごくできるんだけど、怖くて苦手なんだよなぁ…」という人はいませんか?
なんとなく話しかけづらいし、注意されるのも怖いし、どう接したら良いか分からなくなってしまいますよね。
これが直属の上司だったり先輩だったらなおさらです。
場合によっては、こういう人に対する恐怖やストレスで辞めてしまったという人もいるかもしれません。
今回はそんな、「仕事ができるけど怖い人」の特徴やその理由についてまとめてました。
仕事ができる人は怖い
仕事ができる人というと、
・冷たい雰囲気
・はっきりとしたきつい言葉遣い
などといったことが挙げられるのではないでしょうか。
どちらかというとネガティブなイメージを持っている人も多いかと思います。
一度こういうネガティブな印象を持ってしまうことでその人に対して苦手意識を感じてしまい、接することが怖くなったり億劫になったりしてしまいます。
仕事ができる人の特徴は?
仕事ができる人は、見た目や態度からすでに怖いと感じるケースもあります。
例えば、眉間にしわを寄せて険しい表情をしていたり、睨みつけるような鋭い目つきをしていたり、上から目線で見相手を下すような接し方をしたり…。
こういった威圧的なオーラをまとっている人は怖くて近寄りがたいですよね。
また、仕事ができる人はいつも忙しそうにしているので、話しかけるのに躊躇してしまいます。
「そんなつまらないことで話しかけるな」とか「そんな初歩的なこと聞いてくるな」とか言われてしまうかも…と。
その話しかけづらさが、怖いというイメージにつながるのでしょう。
仕事ができる人の性格は?
仕事ができる人はどういう性格なのでしょうか?
いくつかまとめてみました。
合理的で無駄を嫌う
仕事ができる人というのは、合理的な考えを持っている人が多く、無駄を嫌います。
そのため、相手の話を聞いていても、「それで?結論はなんなの?」という風に急かしてくる人もいるでしょう。
仕事ができる人は自分の「時間」をとても大事にしているため、他人に自分の時間を奪われることを嫌うのです。
同じレベルを求めてくる
仕事ができる人は完璧主義者が多く、仕事の目的や優先順位、問題が起きた場合の対処法など、いくつもの仕事を同時進行させながら常に考えており、「仕事の質」を大事にしている傾向があります。
もちろん誰にでもできることではないのですが、周囲にも同じレベルの質を求められると、ミスが許されないような気がして怖いと感じてしまうのです。
言動が的確すぎる
また、仕事ができる人は物事の本質や問題点を見抜くのが上手いため、注意やアドバイスも的確です。
その上、物事に対してはっきりと言い切ったりするので、相手の気持ちを考えずに鋭い言葉を投げかけるなど暫定的な言動が目立つ傾向にあります。
これを受けた側からすると、たとえ正論で真っ当な意見だとしても怖いと感じたり傷ついてしまうこともあるでしょう。
実は悩みもある
自分が仕事ができてしまう故に、周囲に対してこんな簡単なことがなぜできないのか、なぜこんなことで苦労しているのかという風に、できない人の気持ちに寄り添ったり共感したりするということができません。
そうすると、正論を押し付けたり威圧的な態度をとってしまい、チーム内から孤立してしまうこともあります。
仕事ができる人にとってはそこがウイークポイントとも言えるでしょう。
本人も本当はみんなと打ち解けて仲良くなりたいと思っているかもしれません。
仕事はできる人に集中する
当たり前ですが、仕事ができる人には常に仕事が舞い込んできます。
仕事の質が高く、効率的かつ迅速に進められるため、必然的に任せられる仕事量が多くなります。
また、できる人は全て自分でやってしまおうとする人が多いです。
どんなに忙しくても、できない人に任せるより自分でやってしまった方が早いと考えているからです。
そうすると、忙しい中でもいちいち忙しいなどと言わず一人で仕事をこなす余裕があるように見えるため、周囲からはさらに信頼を得て仕事が舞い込んでくるというわけです。
今いる部署でも十分忙しいとしても、他の部署がさらに忙しくなるとそちらに配属されるということもあるでしょう。
仕事ができる人ほど辞めていく
優秀な人材を手放したくないと会社が思うのは、当然のことでしょう。
しかしながら、仕事ができる人ほどなぜか辞めていってしまいます。
その主な理由は3つあります。
周囲のレベルの低さ
仕事ができる人は、それだけレベルの高い仕事をこなせるということです。
それなのに、周りのレベルが低かったり、低いレベルの仕事ばかりこなしていたら、意識の差に耐えられなくなって辞めることもあることでしょう。
キャリアアップ
仕事ができる人は向上心も高い人が多く、また安定よりも変化を求めます。
もし今いる会社に将来性を感じなかったり、成績に見合った昇進や昇格を与えられないと、会社に対してマイナスの感情を抱いてしまいます。
自分が成長できない会社だと感じてしまうことでモチベーションが下がり、キャリアアップのために転職してしまうケースも多いです。
業務量に対する不満
先ほども述べましたが、仕事ができる人ほど業務量が集中します。
しかしながら、業務量に差があっても他の社員と報酬が同じであったりすると、正当に評価されないことで不公平感が強まります。
また、ある程度正当に評価されていたとしても、業務量が偏るのは好ましくありません。
残業時間が多く、休みが少ないということになると、心身ともに疲弊してしまい、離職の可能性を高めます。
まとめ
こうしてみると、仕事ができる人というのは周囲と少し違った視点を持っているように感じます。
厳しい言動や近寄りがたい雰囲気のため、なかなか理解されにくく怖いと思われがちですが、仕事ができる人も同じ人間。
悩みもありますし、もしかしたら人付き合いが苦手なだけかもしれません。
思い切って関わってみると、怖いというイメージが変わって、もう少し身近に感じられるかもしれません。
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