鏡が割れてしまった時、どうやって捨てたらいいんだろう?と思ったことありませんか?
それから、割れ方によってはまだ使えるかなと思ったりしますが、割れた鏡を使い続けることはできるでしょうか?それとも使わない方がいいのでしょうか?
今回は、鏡が割れた時に迷ってしまう捨て方や修理の仕方についてご紹介していきますね。
割れた鏡の捨て方は?
割れた鏡を捨てる時は、集配の方や同じゴミ捨て場を利用している他の人がケガをしないように注意する必要があります。
そのまま捨てるのではなく、何かでくるんで捨てた方が安全ですね。
くるむものの例をご紹介します。
ビニール袋に入れて捨てる
ビニール袋に入れて捨てる場合は、鏡のかけらで袋が破けないように、古新聞やチラシなどのいらない紙で包んでガムテープでとめてからビニール袋に入れましょう。
セロテープでとめても大丈夫ですが、ガムテープの方が強度があるので、ガムテープや、セロテープしかない場合は包みをぐるぐる巻きするようにとめて、その後にビニール袋に入れましょう。
そしてビニール袋には、マジックで「割れた鏡在中注意!」と書いて、集配の人や他に捨てに来た人が分かるようにしておくと良いですね。
プチプチ、クッション封筒、箱に入れて捨てる
もし家に通販を利用した時のプチプチ・クッション封筒・箱があれば、それを利用しましょう。
捨てる時はプチプチなら割れた鏡を包んでテープでしっかりとめて、「割れた鏡在中注意!」と目立つように書いたビニール袋や箱に入れてください。
クッション封筒の場合は、封筒にクッションがついていますから、新聞紙やチラシなどで割れた鏡を包んでクッション封筒に入れて、こちらも鏡が入っていることをはっきり書いて分かるようにしてしっかり封をしましょう。
割れた鏡は不吉?風水的には?
日本では鏡を神事に使っていましたので、鏡が割れるというのは何か不吉なことが起こる前ぶれと考えられることが多いので、鏡が割れると不吉と考える人は多いと思います。
また鏡が割れるとケガをする、自分や身近な人が事件や事故にあうという考え方もあり、こうした考え方が割れた鏡は不吉といわれる要因となっていると思います。
しかし、風水的な考え方としては鏡が割れるのは使う人の災いを吸い取って役目を終えたからという考えられるそうなので、これだとあまり不吉とは感じられないですし、「今までありがとう」という気持ちになれますね。
割れた鏡を使い続けることはできる?
もしも鏡がちょっとヒビが入った・かけたという程度の割れだったら、まだ使えると思うかもしれません。
しかし、ヒビやかけ程度でも割れていない鏡に比べるとゆがみが出来るので顔がゆがんで見えるので、使い続けるのはおススメしません。
また、ヒビやかけは使い続けるうちに広がってしまい、突然ガシャンと割れてケガをする恐れがあります。
そして割れた鏡の破片が細かいとなかなか取りずらいので、うっかり踏んでしまって足をケガしてしまう可能性もありますので、割れた鏡を使い続けるのは止めた方がいいと思います。
割れた鏡の修理の仕方
お気に入りの鏡が割れてしまった場合、修理して使いたいと思うかもしれませんね。
そんな時の為に割れた鏡の修理の仕方をご紹介します。
専門業者に頼む場合
鏡販売専門店やガラス屋さんだと、割れる前と同じように鏡を修理してくれます。
費用には料や割れた鏡の処分料がプラスされる場合がありますので、専門業者に頼む場合は見積もりをもらって修理費用を確認してからにした方がいいでしょう。
金継ぎ屋さんで修理をしてもらう
鏡やガラスを扱う専門業者さんの場合、割れた鏡と同じかそれに近い材質を使って修理していきますが、金継ぎ屋さんというのは金粉を漆(うるし)と混ぜたものを接着剤代わりにして貼り合わせるようにして修理していきます。
専門業者で修理するのが新品同様とするなら、金継ぎ屋さんでの修理は元々使っていて割れてしまった破片を使うので、鏡の風合いが使っていた時と変わらないという感じです。
ただ、今は金継ぎ屋さんが少ないのと、割れた破片がないと修理が難しく料金が高くなるというのがあります。
金継ぎ屋さんで修理するなら、小さい鏡の修理やかけらがそろっているものにした方がいいかもしれないです。
まとめ
鏡が割れた時の捨て方のポイントは集配する人やゴミを捨てに来た他の人がケガをしないことなので、ケガをしないようにしっかり包んだり外側に「割れた鏡在中」と書くといいです。
そして、愛用の鏡が割れて修理したい場合は、専門業者や金継ぎ屋さんというプロに頼んだ方が仕上がりは満足度が高いですね。
割れた鏡を使い続けるかは迷うところですが、この記事が参考になれば幸いです。