年々日本各地に空港の数が増え、また格安航空会社(LCC)の数も増えています。
以前はしきいが高かった空の旅も、一般的なものになってきました。
家族ができると、旅行などで小さなお子さんを連れて飛行機に乗る場合もあると思います。
実は、2歳未満の場合搭乗料金が無料だったり格安だったりするので、飛行機で家族旅行したい方にとってはチャンスなんです。
でも、小さなお子さんは、飛行機ではチャイルドシートに載せなければならないのでしょうか?
また、その場合はレンタル?持ち込み?
どうすれば良いのでしょうか?
今回は、飛行機に子供を乗せるときチャイルドシートは義務なのか、またどのような取り扱いをしたら良いかについてまとめました。
飛行機でのチャイルドシートは義務?
飛行機に小さなお子さんを乗せるとき、チャイルドシートの使用は義務なのでしょうか?
実は飛行機でのチャイルドシートの使用は、法的な義務ではありません。
実際の扱いとして、各航空会社とも、大人の膝に乗せられる場合はチャイルドシートは必要ない、としています。
しかし、親が抱けず座席にひとりで座らせる場合は、航空会社の規定によってチャイルドシートが必要になる場合があります。
JAL・ANAで国内線利用の場合、3歳未満のお子さんは膝に乗せれば搭乗は無料で、チャイルドシートも必要ありません。
ただし、お子さんが2歳未満の場合で、大人の膝に載せず一座席を確保する場合は、チャイルドシートを使う規定となっています。
格安航空会社(LCC)でも、大人の膝に乗せればチャイルドシートは必要ありません。
ただし、格安航空会社の場合、膝の上でも幼児料金がかかる場合がありますので、確認してみてくださいね。
飛行機でチャイルドシートを使うときは規格がある
2歳未満のお子さんで、親の膝に乗せない場合は、チャイルドシートが必要になることが分かりました。
チャイルドシートは子供の安全を守るため、それぞれの国が定めた安全基準に基づいて作られていますよね。
飛行機に持ち込めるチャイルドシートの安全基準は、各航空会社によって違いがあります。
実は、安全基準を満たしたチャイルドシートを持ち込んだとしても、実際には取り付けできない場合もあります。
いざ手持ちのチャイルドシートを持ち込んで取り付けできなかったら…困ってしまいますね。
レンタルがオススメ
飛行機の座席に取り付けOKなチャイルドシートの安全基準は各航空会社によって違うこと、また安全基準を満たしていても取り付けできない場合があることが分かりました。
それでも、小さいお子さんがいる場合は飛行機でチャイルドシートを使いたい場合がありますよね。
そんなときは航空会社でレンタルすることをおすすめします。
JALではなんと、チャイルドシートの無料レンタルが可能です。
ただし事前の予約が必要です。
また、混み合うと借りられない場合があるので、早めに問い合わせしておくと良いですね。
なお、ANAではチャイルドシートの貸し出しはありません。
LCCも、自分で持ち込みが必要です。
事前に手持ちのチャイルドシートが座席取付可能かどうか、調べておきましょう。
チャイルドシート以外で赤ちゃんを飛行機に乗せる方法として、貸し出しのベビーバシネット(ベビーベッド、キャリーコット)を使うという手段もあります。
ベビーバシネットはお子さんを寝かせる形で使用し、2歳未満のお子さんが利用できます。
バシネットは、席の前に壁がある場合にのみ使用できるため、どこの席でも使えるわけではありません。
でも、基本的に無料で使え、赤ちゃんにとって楽な姿勢で使用できるため、利用できればラッキーです。
ベビーバシネットを利用するためには、事前予約が必要です。
飛行機内で設置するにはどうしたらいいのでしょうか?
ベビーバシネットは、離陸後にCAさんが設置してくれ、また着陸前に撤去してくれます。
ベビーバシネットはJAL、ANAとも無料レンタル可能です。
でも、LCCでは国内線の場合どこも貸し出しがありません。
飛行機でチャイルドシートは手荷物として預かってくれる?
飛行機の機内ではレンタルのチャイルドシートを使うとしても、旅行先で使う自前のチャイルドシートを飛行機に持ち込みたいときもありますね。
チャイルドシートは手荷物として預けることができます。
JAL、ANAともに可能で、他LCCでも手荷物としての預かりが可能です。
ただし、サイズや重量に制限があるので、事前に各航空会社のサイトで調べておくと安心ですね。
まとめ
今回は、飛行機に小さなお子さんと一緒に乗るとき、チャイルドシートは義務なのか、またどのように扱えば良いのか、についてまとめました。
飛行機では、小さいお子さんは膝に乗せれば2歳未満は無料や格安となり、お得です。
でも、チャイルドシートを使ったほうが快適な場合もあります。
ご自身のご希望やお使いの航空会社に合わせて、素敵な空の旅をお楽しみくださいね。
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