寒い時期になると湯豆腐やお鍋をする機会が増えますが、湯豆腐とそれ以外の水炊きや寄せ鍋って同じ鍋料理ではありますが、どこか違うのでしょうか?
また、湯豆腐専用のお鍋の真ん中には何を入れたらいいか迷ったことありませんか?
今回はそんな湯豆腐と鍋の違いと一人でも簡単に作れる鍋レシピをご紹介します。
湯豆腐と鍋の違いは?
まず最初に、湯豆腐と鍋の違いですが、鍋といっても色々な種類がありますので一般的な寄せ鍋と湯豆腐の違いとして考えていきますが、分かりやすい違いはレシピだと思います。
材料:豆腐、昆布(だし用)、ネギ(薬味)、醤油やポン酢(味足し用)
作り方:
①鍋に水をはって昆布を入れて30分~1時間ほどおいておく
②豆腐を食べやすい大きさに切る
③①に②の豆腐を入れて弱火で10分ほど豆腐に火が入るまで煮る
④豆腐に火が入ったら器に盛って、お好みでネギをかけたり醤油やポン酢で味を足して出来上がり
材料:お好きな魚や肉と野菜など、鍋つゆ、ネギやもみじおろし(薬味)、醤油やポン酢(味変用)
①魚、肉、野菜といった具材を食べやすい大きさに切る
②鍋に鍋つゆを入れ一煮立ちさせて、①の具材を入れる
③具材に火が通ったら器に盛って、お好みでネギやしょうがをのせたり醤油やポン酢で味を変えて食べる
以上が一般的な湯豆腐と寄せ鍋のレシピですが、
またレシピから湯豆腐と寄せ鍋の違いを見てみると、湯豆腐は材料が豆腐のみであとは昆布があればOKなのでお財布に優しい、寄せ鍋は具材の準備に少し手間がかかりますが食べ応えがあるといえます。
こうした違いから、仕事から帰ってあまり手間をかけずに作りたい。今日は1人だからご飯をサッと済ませたいといった時は湯豆腐。
家族でワイワイお鍋をしたい、旦那さんや子供がいてボリュームがある鍋の方がいい時は寄せ鍋と、時短重視かボリューム重視かで選ぶとどちらにするか直ぐに決められそうですね。
水炊きと湯豆腐の違いは?
鶏の手羽先でスープを作って、そこにぶつ切りの骨付き鶏肉、野菜、豆腐などを入れた水炊き。
こちらも鍋料理の中では人気ですが、こちらと湯豆腐の違いはやはり材料です。
材料:手羽先(だし用)、骨付きもも肉、鶏つみれ(あれば)、野菜、豆腐(具材用)、ネギ(薬味)、塩またはポン酢(味変用)
作り方:
①手羽先を煮込んで水炊き用のスープを作る
②野菜や豆腐を食べやすい大きさに切る
③①に骨付き鶏肉と②を入れて火が通ったら出来上がり
材料:豆腐、昆布(だし用)、ネギ(薬味)、醤油やポン酢(味足し用)
作り方:
①鍋に水をはって昆布を入れて30分~1時間ほどおいておく
②豆腐を食べやすい大きさに切る
③①に②の豆腐を入れて弱火で10分ほど豆腐に火が入るまで煮る
④豆腐に火が入ったら器に盛って、お好みでネギをかけたり醤油やポン酢で味を足して出来上がり
最近は水炊きのスープが市販であるのでこれがあるとご家庭でも簡単に作りやすいです。
|
また水炊きの場合は主役は鶏なので手羽先でスープ、メインの具材は骨付き鶏肉と鶏のつみれが入ったりするので鶏三昧なお鍋といえます。
水炊きのレシピを見ると鶏以外の具材が入るのは寄せ鍋と同じですが、鶏と野菜だけで作れるので比較的手軽に作れると思いますし、寄せ鍋よりも材料が少なくて作れます。
湯豆腐、寄せ鍋、水炊き。
それぞれの違いをレシピを使って紹介しましたが、材料の少なさと作りやすさから見ると湯豆腐→水炊き→寄せ鍋という順番になるんじゃないかなと思います。
湯豆腐の鍋の真ん中には何を入れる?
湯豆腐の鍋の真ん中に何かをいれるような部分がありますが、見たことはありますか?
私が最初に湯豆腐専用の鍋を見たのは、かなり前に会社の人達と食事会に行った時だったのですが、その頃はあの真ん中部分に何をいれるか知らなくて「あそこに何を入れるんだろうか?」と思ったのですが、後であそこには醤油やタレといった調味料をいれるというのを知りました。
真ん中に調味料やタレを入れるのは、アツアツの湯豆腐が調味料やタレで冷めないようにする為なんだそうです。
ちなみに定番なのはだし醤油のようですが、ご家庭によってはゆず味噌ダレやネギだれというのもあるそうなので、調味料やタレで色々と楽しみながら食べれるのは湯豆腐ならではの特徴といえますね。
もし土鍋あるけど湯豆腐専用鍋みたいに真ん中に調味料やタレを入れるスペースがない。
けど湯豆腐専用鍋みたいにして食べたい!という時は、真ん中に湯飲みや少し背が高くて口が広い器を入れると代用できるのでお試しくださいね。
湯豆腐の鍋の一人用は?
湯豆腐などの鍋料理は一人暮らしまたは一人分でも簡単に作ることができます。
お鍋は、ネット通販にもたくさんあります。
|
では、ここで手軽にできる一人鍋のレシピをご紹介しますね。
①コンビニでも買える材料で。豆腐カニカマ鍋
作り方:
①豆腐を一口大に切って、カニカマは手で割いて食べやすいサイズにする。
②鍋に水と結び昆布を入れて昆布が軟らかくなるまで弱火で煮る
③②にカット白菜、豆腐、カニカマを入れて弱めの中火で煮込んだら出来上がり
豆腐とカニカマはコンビニでも買えますし、カット白菜やネギを使えば切る手間も省けます。
もしお豆腐が400gくらいのサイズでしたら、半分を鍋にして半分をお味噌汁やレトルトの麻婆豆腐の素を使って麻婆豆腐にすると残さず使い切れますよ。
②刺身用ぶりでお手軽ぶりしゃぶ鍋
作り方:
①白菜を一口大のざく切り、長ネギと人参は3cmくらいの斜め切り、しいたけは半分に切る
②鍋に水200CCくらいと白だしを入れて一煮立ちさせる
③②に刺身用ぶりを入れてしゃぶしゃぶして食べ、その後に野菜を入れて火が通るまで煮込む
刺身用のぶりは既に切ってあるので手軽に使えるのと、しゃぶしゃぶするのにちょうどいい薄さになっているので意外と便利な食材で、あとは野菜を切れば準備はOKなので時短にもなります。
白だしは鍋つゆだけでなく、和食系のベースとして使うのに便利なので1本あると重宝するのでおすすめです。
③具材を入れれば出来上がり!簡単餃子鍋
作り方:
①鍋に水200CCと1人用鍋つゆの素1個を入れて火にかける
②①が煮立ったら、チルド餃子とカット野菜を入れて弱めの中火で10分ほど煮込んだら出来上がり
1人用鍋つゆって1個で1人分と決まっているから分量を量らなくてもいいし、味も豊富にあって便利ですよね。
この簡単餃子鍋は寄せ鍋、キムチ鍋、みそ鍋と色々な鍋つゆで出来るし、餃子とカット野菜を入れるだけだから、お子さんでも作りやすいですよ。
まとめ
湯豆腐、寄せ鍋、水炊き。
どれも同じ鍋料理ですがレシピを見ると材料や作り方に違いがあるのが分かっていただけたのではないかと思います。
また湯豆腐の真ん中には調味料やタレを入れることでアツアツの湯豆腐をアツアツのまま食べられますし、調味料やタレで食べ方が色々工夫できそうですね。
それから最後に紹介した1人鍋レシピはどれも作りやすく、ごはんや麺類を入れてシメにしやすいのを選んでみましたので、良かったら参考にしてみてくださいね。
コメント