お店でコーヒーを頼むとついてくる、個包装のミルクがありますよね。
あれのこと、何と呼んでいますか?
私はずっと「コーヒーフレッシュ」と呼んでいました。
でも、こないだお店で「フレッシュをもうひとつください」と店員さんに言ったら、店員さんに聞き返されてしまいました。
なんと、コーヒーフレッシュは標準語ではないようなのです。。!
それからコーヒーフレッシュのことについて気になり、今回は、コーヒーフレッシュの疑問をまとめました。
・コーヒーフレッシュは他に呼び方があるのか
・そもそもコーヒーフレッシュって何なのか
などなど、こちらの記事を読めば、これからはどうどうとアレのことを呼べるようになりますよ!
コーヒーフレッシュは関西や名古屋だけでの呼び名!?
調べたところ、コーヒーフレッシュという呼び名はどうやら全国区ではないようです。
井の中の蛙にならずにすみました。
おもには関西圏で使われている表現のようですが、中京圏や中国地方でも通じる、という方もいました。
地域での呼び名は?
コーヒーフレッシュは、主に関西圏で使われている呼び名だということが分かりました。
でも、あの個包装のコーヒー用ミルク、他の呼び方も耳にすることがありますよね。
それも1つや2つではないような。
そこで、それぞれの地域でどのように呼ばれているのか、まとめてみました。
コーヒーミルク
こちらは全国的に通じる呼び方のようです。
コーヒーに入れるミルク、なるほど、間違いなく通じそうですね。
しかし、この名前には問題がひとつあります。
それは、現在では原料としてミルクを一滴も使っていない商品がほとんどだという点です。
ミルクを使っていないものをミルクと呼んで良いものか…。
もしかすると、この迷いが他の呼び方につながったのでは?と想像してしまいます。
コーヒークリーム
こちらも全国的に伝わりやすい呼び方のようです。
喫茶店によっては、個包装のコーヒー用ミルクではなく、つまめるような小さな容器に入った生クリームが付いてくるお店もありますよね。
コーヒーポーション
コーヒーポーション、と呼ぶ場合もありますよね。
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これは、何となく都会めいた雰囲気がしませんか(笑)
ポーションという言葉には、一人前とか、個包装という意味もあります。そのため、コーヒーを濃縮して個包装したものもコーヒーポーションという名前で販売されています。
濃縮コーヒーのポーションは、コーヒー用ミルクのポーションよりも一回りおおきめの容器に入っているのが特徴です。
冷水に入れるだけでアイスコーヒーができるので、便利ですよね。
同じ名前なので、店員さんに聞くときやネットで検索するときに、ちょっとだけややこしいです。
大きさが違うので、実際見れば間違えることはないとは思うんですけどね。
スジャータ
こちらはスジャータめいらくという会社が作っている商品の名前です。
よくCMで、「スジャータ、スジャータ♪」と流れていますよね。
その商品名から、コーヒーのミルクをスジャータと呼ぶかたもおられるようですよ!
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スジャータめいらくは、愛知県に本社のある会社です。
スジャータの商品は全国的に流通していますが、スジャータという呼び方は愛知の周辺、中京圏で使われることが多いようです。
スジャータといえば、ふたにお花の写真がついたコーヒーミルクで有名ですよね。
実は、366種類の誕生花が載っているんだそうです。
毎日コーヒーを飲んでも一年間違うお花が楽しめるって、すごいですね。
コーヒーフレッシュとは?
コーヒーフレッシュという言葉は、どこから生まれたのでしょうか?
フランス語で生クリームのことをクレーム・フレッシュ(la crème fraîche)と言うので、そこから来ているのでは、という説があります。
具体的にコーヒーフレッシュという名前を使っている商品には、メロディアンというメーカーの「コーヒーフレッシュ・メロディアン・ミニ」というものがあります。
メロディアンは大阪府に本社がある会社で、長年ラジオでコーヒーフレッシュのCMを流しています。
ここから関西圏に広まった可能性がありますね。
コーヒーフレッシュと牛乳はどう違う?
コーヒーフレッシュは牛乳や生クリームの代わりとして使われますが、常温保存ができるし、賞味期限も長いので便利です。
でも、多くの場合、コーヒーフレッシュの原料は牛乳ではなく、植物油脂なんです。
少し高級な商品の中には、いくらか乳製品を加えてあるものもありますが、
コーヒーフレッシュは植物油脂に乳化剤を加えて白く濁らせ、糖分や香料、その他の添加物を加えて作られます。
現在は、この植物油脂に含まれるトランス脂肪酸がゼロに近いものや、全く含まないコーヒー用ミルクを作る会社も出てきました。ありがたいことですね。
まとめ
今回の記事では、コーヒーフレッシュという呼び方への疑問についてまとめました。
コーヒーフレッシュは主に関西圏での呼び名で、他の地域にもそれぞれ馴染みのある呼び方があることが分かりました。
今日も私はコーヒーフレッシュでくつろぎにひとときを過ごしています。
みなさんも、それぞれの呼び方で美味しいコーヒーブレイクを楽しんでくださいね。
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