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冬の大三角の覚え方や星座や方角,動き方をご紹介!

皆さんは、普段空を見上げる頻度がどのくらいありますか?

普段、忙しい日々に追われれて、なかなか空を見上げる余裕がない方も多いかと思います。そして、住んでいる場所にもよると思います。

都会だと、ビルが多くて、見上げても十分に夜空が見れなかったり、星の輪郭がぼんやりすることもあるかと思いますが、田舎であれば、遮るものもなく、辺りも暗いので、はっきりと星の輝きが確認できると思われます。

ともあれ、ふと夜空を見上げた時に見える星空からは、とても癒しを得ることが出来ますよね。

 

さて今回は、星座、特に冬に見ることのできる、冬の大三角形や、動き方などついて見ていきたいと思います。

目次

冬の大三角の覚え方は?

まず、冬の大三角の覚え方についてですが、

私は、プロキオン・ベテルギウス・シリウスの最初の頭文字をとって、左から「プロ・ベテ・シリ」と覚えていますね。なんの工夫もなく、ですが。。

それぞれの星座について、詳しくご紹介します。

・ベテルギウス
・シリウス
・プロキオン

まず、赤い色をした1つ目の星座についてです。

ベテルギウス

冬の大三角形の一番上である頂点に輝く星の名前は、「ベテルギウス」と呼ばれます。
このベテルギウス、前述したように、肉眼でも赤く見えるのですが、それには理由があります。それは、太陽よりもとても大きい重さを持っていると言うことなのです。
とても強く燃えている為に赤く見えている、と想像すると、とても情熱的な星のように感じられます。

しかしこのベテルギウス、一説では、もうすぐいつか消えてしまうのでは、ということも言われてきました。その理由としては、太陽よりも重さが重く、とても強いエネルギーで燃えているために、命が尽きてしまう可能性があるからです。

となると、ベテルギウスが消滅してしまった場合には、この冬の大三角形時代も形成されないことになるのです。
それくらい、今見られる大三角形は貴重だということが分かります。

シリウス

次にベテルギウスから左下に下がった2つ目の星についてです。
これは、「シリウス」と呼ばれます。

このシリウスも、肉眼でもはっきりと見える程、眩い白い光を放っています。
実はこのシリウスは、私たちが肉眼で見える沢山の星の中でも、1番強い光を放つ星なんです。そしてこの星も、太陽よりもずっと大きい大きさを有しています。

さらに、今後、シリウスはもっと太陽に近づいていくものと予想されている為、今よりも強い光を放ち続けていくと思われます。

そして2番目のシリウスから右に行った3番目の星が、冬の大三角形の最後の星です。

プロキオン

3番目の星は、「プロキオン」と呼ばれます。
この星も2つ目のシリウスと同様、色は白く見えるのですが、シリウスと比べると、そこまで眩い光はありません。

というのも、シリウスと比べると、プロキオンは地球から離れている距離が長いからなんです。
そして、星としての年齢もシリウスと比べると、プロキオンは若い星になります。
そう考えると、なるほど、と納得のできる星の光の具合だと思います。

このようにして、冬の大三角形のそれぞれの星にも特徴や性格があることが分かります。

冬の大三角の星座の場所や見つけ方は?

また、どこに冬の大三角形があるの?についてですが、まずは、有名なオリオン座を見つけることから始まります。

オリオン座は、一際輝く星なので、割と見つけやすいと思います。そのオリオン座の少し左上に輝いている赤い星があると思うのですが、それが冬の第三角形の一つ目の星になります。

そこから三角形を描いていくわけなのですが、左下に下がっていくと、また強く光を放つ星があります。それが2つ目の星座です。

最後の、3つ目の星座は、2つ目の星座から右に辿っていけば三角形になるわけですから、比較的簡単に見つけられるでしょう。3つ目のこの星は、1番目の赤い星とは違い、白い色で輝いています。

このようにして、冬の大三角形は作られています。

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方位磁石が便利

それぞれの星座の場所を探すときに役立つのが、方位磁針です。

最近では、100円ショップにも売られているので、一つ持っておけば、色んな場所で活躍してくれます。
そして、携帯電話の中にも最近は最初から方位コンパスが内蔵されていることも多いので、そちらを利用してもいいと思います。

冬の大三角を見つけるべき方向についてですが、まずは「南東」を探してください。

もちろんその方向だけで見つけられるとは限りませんので、あくまでも南東は、手がかりの一つとして利用することを念頭に置いてください。

そして、今度は空に目をやり、オリオン座を見つけます。

オリオン座を見つけたら、後は先ほど説明してきた通り、オリオン座の近くにある1番目の赤い星、「ベテルギウス」を見つける必要があります。

そこまでくれは、あとは自然と左下に下がって2つ目の「シリウス」、右にたどって3番目の「プロキオン」という順番で見つけていくことができるはずです。

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冬の大三角の動き方は?

さて、冬の大三角形は一体どんな風に動いていくのでしょうか。

それを知るためには、基本的な星の動きからから理解する必要があります。

小学校の時、なんとなく授業で習ったような記憶もありますが、私はほとんど記憶の彼方にあり思い出すことができず、調べてみることにしました。

まず、星は時計回りではなく、時計とは反対の方向に回ります。そして、1時間に15度の範囲で移動していのだそうです。

動いているわけですから、星が活動して生きている、ということも言えます。
想像してみると、なんだかとても壮大で神秘的な出来事のように感じられますし、自分もその中で生きているんだ、という感慨深い思いにさえ浸ってしまいますね。

もしも冬の大三角形を夜、家族揃って見たい、という場合には、午後8時頃がおすすめです。星は移動するわけですから、当然見る時期、見る時間によって場所も異なってきます。

よって、午後8時頃であれば、どの月に見てもいいという訳ではなく、適切な月としては、1月から3月の間で観測が可能になります。

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まとめ

さて、今回は、冬の大三角形について見てきました。

冬の大三角形、という名前は知っているけど、詳しいことは分からないよ、という人も実際多いと思います。

しかし、冬の大三角形の知識を得ずして何も知らずに見る星座と、それぞれの星の名前や内容を把握してから見上げる星座とでは、正座鑑賞の経験の醍醐味が全く異なってくるように感じられます。

私たちは、この地球上で生きている訳ですが、星たちもまた、私たちと共に生きていて、共存しているのだ、ということを強く感じさせてくれるように思います。

冬は寒くて家の中にこもりがちになり、星座を見上げる機会自体が夏と比べると減ってしまっているかもしれませんが、ぜひ今回の星の知識を持ちながら、冬の大三角形を、ご家族で堪能してみてはどうでしょうか?

きっと新しい感動や、新しい経験の世界が、あなたを待っているはずです。

私が住んでいるところには、プラネタリウムがあり、時々そこを訪れていたためか、冬の大三角形も、馴染みが深い物の一つです。

プラネタリウムでは、どのようにして冬の大三角形が構成されているのか、などについて詳しくナレーション付きで解説してくれるため、子供から大人まで分かりやすく星空を把握することができますね。

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