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しめ縄の玄関の内側への付け方をご紹介!いつからいつまで飾る?

お正月を迎えるグッズのひとつに、しめ縄があります。

家を守り福を運んでくれる神様を招く一方、魔除けの役目も果たしてくれます。

けれど、どうして玄関先に飾るのでしょう。事情で飾れない家もあります。室内に飾りたい方もいます。

ここではしめ縄を玄関の内側に飾る方法をご紹介します。

目次

しめ縄を玄関の内側への付け方は?

しめ縄は基本、家に入るときにくぐれる位置に固定します。

けれども、建物によっては上に設置できなかったり、禁止されていたりもします。
その場合、

・玄関ドアの内側に吸盤やフックなどでつける
・玄関に入った時すぐ目に付く場所に設置する
・家の中の、しめ縄を飾りたい場所にとりつける

といった方法はいかがでしょうか。

こういったアイテムを使えば、壁に穴をあけずにしめ縄を飾ることができますよ。

 

しめ縄を玄関の中、内側につける理由は?

玄関の外側ではなく内側につける理由は人それぞれです。

・マンションで指定がある場合
・外に飾るのがなんとなく嫌
・玄関にフックを付けたくない

ここではこういった例を見ていきます。

マンションで指定がある場合

しめ縄や門松を外に出さないように指定されているマンションがあります。
普通、廊下は共有スペースになっています。安全のため、通行の邪魔になるものは置けません。

また、何かの拍子に壊してトラブルになることを避けるように、私物は禁止と決められているところも多いでしょう。

外観の調和を損なうものを禁じている建物もあります。

しめ縄は新年の縁起物です。
外に飾りたいのにどうして? と思う気持ちは十分理解できます。

けれども、家の中に飾る方向で考えてみませんか?外にこだわる必要はありません。しめ縄や縁起物は気持ちよく飾るのが一番です。

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外に飾るのがなんとなく嫌

しめ縄を外に飾るのがなんとなく気恥ずかしい、もしくは気乗りがしない、という時があります。

また、外に飾って雨風にさらされたくない配慮もあるでしょう。なんとなく嫌、と思う時は、家の中への飾り時とも言えます。
ご自身の気持ちを大切にしてください。

玄関にフックを付けたくない

玄関扉に穴をあけたり、傷をつけたくない場合は吸盤フックが便利です。

 

滑らかな表面なら貼って吊るすこともできます。

ただ、吸盤をつける前に、玄関扉の塗料は剥げないか、あらかじめ確認しておきましょう。

また、古くからの方法に従って、しめ縄を神棚に飾ることもできます。

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神棚がない?

なくても問題はありません。

玄関、リビング、ご自分の、ここに飾りたい、という気持ちに従ってください。

特にこだわりがないなら、玄関の入ってすぐ目に入るところをお勧めします。

きれいにして、設置すれば神様の結界ができあがります。

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しめ縄は玄関にいつからいつまで飾る?

門松、しめ縄、鏡餅といったお正月飾りは12月の中旬、大掃除が終わってから飾ります。
すす払いで家を清めて神様を迎える準備をする、という考え方です。

今はクリスマスの後、26日くらいから飾りはじめることが多くなりました。

大掃除をして家を清めてから正月飾りをする、という手順です。

しめ縄を飾るのに縁起がいいと言われるのは28日。漢字の8は八、末広がりでおめでたい数とされています。

避けるべき日は29日と31日。
9がつく日を避けるのは、「苦を避ける」ためです。

また、31日は一日飾り、もしくは一夜飾りと言われ、忌み嫌われます。
これにはいくつか理由があります。

・最後の最後に飾るのは、新年を迎える心がけではない、神様に失礼だいう説。
・ばたばたと用意するのは冠婚葬祭の中の葬に通じる、という考え方。

また、神様が訪れるのは本来は大晦日、日が暮れて、月の出る頃だからという理由です。
直前に飾られたら見つけられない、と神様から苦情がでるそうです。

なにはともあれ、飾るのは26日、27日、28日もしくは30日がいいとされます。

そしてしめ縄を外す時期は、お正月が明けてからです。
松の内(まつのうち)の後と言われます。

1月5~7日に外すのは江戸の文化の名残、関東に多いと言われます。関西では1月15日あたりまで飾るところもあります。

具体的な頃合いは地方によって違います。

しめ縄を取り外したら保管しておき、小正月の1月15日頃に神社や自治体などで焚いてもらいます。
左義長、とんど焼き、地方によって呼び名が違いますが、門松や書初めも合わせて燃やす行事です。燃やす前に必ずビニールやプラスチック、化学物質を取り除きます。

しめ縄も門松も、分解して大丈夫です。門松の竹、しめ縄のわら、麻糸、葉、紙など天然パーツだけを燃やします。
何を焚き上げていいか、日時、預かってもらえる期間などは神社や自治体にお問い合わせください。

また、家庭で分別して廃棄処分することもできます。
塩で清めて、半紙などで丁寧に包み、手を合わせて送り出します。

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まとめ

しめ縄は今年一年幸せに暮らせるよう、神様を呼ぶ縁起物です。

数か月前まで、穂を実らせていた稲わら、代々繁栄するようにと葉がついたまま付けられた橙(ダイダイ)、古くは悪霊退散に使われ、今では円満を願う証となっているウラジロ、
そしてゆずり葉。

新鮮な縁起物で編まれたしめ縄で福を招き入れ、良い年をお迎えください。

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