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食品トレーはレンジできるのか,注意点や素材と捨て方を解説!

買い物をすると1つ、2つは必ずある物。
そしてステイホームという言葉が定着している今、外食を控えることが多く、家庭内で増えているといえるものは食品トレーですよね。

肉や魚を買えばほぼ100%といえるくらい食品トレーに入っていますし、数年前からの世界的流行病により、ステイホーム期間が増え、テイクアウトやデリバリーの利用も急増し、食品トレーを手にする機会が多くなったのではないでしょうか。

さて、そんな食品トレー。どんな素材でできてているのでしょうか?
また食品トレーって全てレンジできるのでしょうか?

今回は食品トレーについてのちょっとした豆知識と「食品トレーって燃えるゴミ?プラスチックゴミ?」と迷いそうな捨て方について紹介します。

なお、今回は発泡性の食品トレーをテーマとしています
目次

食品トレーはレンジできる?

まず、食品トレーは電子レンジできるかどうかですが、レンジできたとしてもトレーの発砲スチロールが溶けてしまう可能性があります。

お惣菜やお弁当を買った時やお肉やお魚を食品トレーごと冷凍していて、解凍したい時に、レンジを使って

「食品トレーに穴があいた」
「食品トレーが変形した」

という経験ありませんか?
私は何度かこれを経験してレンジ内にお惣菜がこぼれて、後でレンジの掃除が大変だったことがあります。

一見同じ食品トレーに見えますが、食品トレーは全てレンジOKではありません。

つまり、レンジに温めるもしくは解凍して変形する食品トレーはレンジ不可ですので、ご注意くださいね。

電子レンジでも大丈夫な食品トレーの見分け方としては、食品トレーの厚みと硬さです。

調べてみますと、電子レンジOKの食品トレーは硬くて薄い、ダメなものは弾力があって厚みがあるものが多いそうです。

それから、最近ですと食品トレーの裏側に「電子レンジ不可」と表示されているものがありますので、電子レンジに入れる前に裏を見て確認するのも一目で見分ける方法となります。

しかし、中には直ぐに使いたくて弱いワット数(200Wなど)で食品トレーごと冷凍したお肉をレンジに入れて解凍したけど問題なかったよ、という方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、電子レンジOKではない食品トレーで温めや解凍をして見た目がどうもなくても、食品トレーの材質が電子レンジの高温で溶けて食品に入ってしまう危険がありますので、

急いでいでも電子レンジOKではない食品トレーで温めや解凍をするのは、食の安全性が損なわれる可能性がありますので、避けた方がいいでしょう。

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食品トレーの素材は?

では、私達の生活の「食」にまつわる部分で欠かせないともいえる食品トレーは、どんな素材で作られているのでしょうか?
代表的なものをご紹介します。

発泡ポリプロピレン(RF)

発泡ポリプロピレンは、ポリプロピレンを発泡させた素材で膨らませた素材です。

スーパーのお肉や魚の食材の白いトレーは、一般的に発泡ポリプロピレンの素材が使われています。

ポリプロピレンの耐熱性や耐油性といった特徴はそのままですが、発泡させて空気を含ませているので

・軽い
・省資源

という特徴と、

・耐寒性がある

という特徴がありますので、寒さや冷たい環境でも変形しづらいといわれています。

ポリプロピレン(PP)

ポリプロピレンは、プロピレンという樹脂をポリマー分子と合成して作られたプラスチック素材で、食品トレーだけではなくCDケースやバケツなどの私達の身近にある生活用品にも多く使われています。

スーパーのお総菜などの食材の透明なトレーは、一般的にポリプロピレンの素材が使われています。

ポリプロピレンの特徴は

・耐熱性、耐油性が優れている
・燃やした時に有毒ガスの発生が少ない
・耐熱性があるので高温でも変形しにくい

などが挙げられます。

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食品トレーの捨て方

食品トレーを捨てる時、どう捨てていますか?
そのまま燃えるゴミにポイッと捨てていますか?

SDGs(持続可能な開発目標)やリサイクルが注目されている今、燃えるゴミにポイッとすてるのは「どうなの?」と思えますし、食品トレーの捨て方が分かると、家庭できちんとリサイクルやSDGsに関わることができるようになるので、捨てる際の分別の仕方や私が食品トレーを捨てる時に使っているワザについてご紹介します。

食品トレーを見分ける

食品トレーを捨てる時、まず最初にして頂きたいのが食品トレーを見分けることです。

食品トレーを見るとプラという字と矢印で作られた識別マークがあります。
このマークがある場合は

・プラスチックゴミ
・容器包装プラスチックゴミ

となりますので、燃えるゴミではなくこれらのゴミの日に捨てるとなりますので、一度お住いの分別ごみの仕方や取集日を確認してみてください。

そして、もしも食品トレーだけどプラスチックマークがついていないという場合、これは燃えるゴミで捨てるとなります。

ここで1つ注意して頂きたいのが、納豆のパックです。
私が住んでいるところでは、納豆のパックでプラスチックマークがついていても燃えるゴミに捨ててくださいとなっています。
一度、お住まいの地域のゴミの分別表をチェックしてみましょう。

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食品トレーをスーパーで捨てる場合

食品トレーを捨てる時スーパーのリサイクルボックスに捨てる方は多いのではないでしょうか?

この方法だとごみの収集日を気にしなくて良いし、買い物ついでに捨てられる手軽さがありますが、食品トレーであれば何でも捨てられるわけではないのをご存知でしょうか?

スーパーのリサイクルボックスに捨てられる食品トレーの条件は多くはプラスチックゴミの識別マークがあることです。
つまり、このマークがついていない食品トレーはスーパーでは捨てることができません。

また、スーパーで捨てられる食品トレーのもう一つの条件として、つまようじでさせる食品トレーがあります。

この2つはリサイクルボックスのフタに書かれていることが多いのですが、意外と見落としてしまい、私は何度か持って行ったけど捨てれなかったことがあるので、スーパーで食品トレーを捨てる時にはご注意くださいね。

ただし、納豆のパックやインスタント麺の容器などは、プラスチックマークがついていても、スーパーのリサイクルボックスでは捨てられないので、この点も気をつけましょう。

食品トレーを洗って捨てる時のワザ

プラスチックゴミとして出す時も、スーパーのリサイクルボックスで捨てる時も、食品トレーは洗って出すのがマナーといえます。
ゴミとはいえリサイクル活用できるものですから、その際に洗う手間やきれいに洗ってある食品トレーが汚れてしまって再分別が必要となるからです。

汚れの少ない食品トレーならサッと洗うことができますが、お肉やお魚そしてお弁当や惣菜などの汚れや油分がついているものは洗うのが面倒だし、スポンジがベタベタするのが気になるかと思います。

私はそんな汚れや油分がついている食品トレーを洗う時は、スポンジで洗う前に麦茶や紅茶パックで予洗いしていますよ。

我が家には小学生と中学生の子どもがいて毎日水筒を持って行くのと、普段家で飲むのも麦茶なので、1日に3個ほど麦茶パックを使います。
この時に出た使い終わった麦茶パックで、汚れや油分が多くついた食品トレーをスポンジで洗う前に一度洗います。

使用済みの麦茶パックだから汚れても後は捨てるだけなので、汚れや油分がベッタリついても気にならないし、その後スポンジで洗った時にスポンジがベタベタになりません。

それから、私はキッチンの食器洗い用のスポンジと別に、食品トレー専用スポンジを置いています。
この食品トレー専用スポンジは古くなった食器洗い用スポンジの再利用なのですが、食器洗い用のスポンジで食品トレーを洗うと、汚れや油分がひどいものだとヌルヌル・ベタベタして、食器が洗いづらいしヌルヌル・ベタベタを落とすのも手間がかかります。

そこで食品トレー専用スポンジを用意しておくと、食品トレー洗いも食器洗いもサッとできるので手間いらずです。

以上が、私が食品トレーを洗って捨てる時のワザですが、良かったら試してみてくださいね。

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まとめ

今回調べてみて、同じように見える食品トレーでも素材によって軽さ、耐熱性といった特徴があることと、発泡食品トレーは膨らませているので使う素材が少なく省資源なのは驚きました。

食品トレーの捨て方は分からないと「どうなんだろう?」と悩みがちですが、識別マークやゴミの分別の仕方を知っていればそう難しくありませんので、是非一度チェックしてみてくださいね。

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