30代の女性は、厄年が続くので気になりますよね。
ただ、本厄が終わると「もう大丈夫かな」と思ってついつい安心してしまいますが、後厄はどう過ごしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、後厄はどんなことが起こるのか、出産など、気をつけた方がいいことはあるのか、調べてみました。
女性の後厄は何が起こる?
後厄のときは、本厄ほど気を付けるべきなのでしょうか。
女性の後厄の場合、何が起こるかをまとめてみました。
厄年とは?
まず最初に「厄年」についておさらいしておきましょう。
厄年とは、数え年で
女性が19、33、37、61歳
になる1年間のことを呼び、その前年を前厄、後年を後厄としています。
一般的に厄年は、災難や障りが身に降りかかりる年とされています。
また、厄年には変化や人生の転機が訪れる人が多いと言われています。
そのため、事故や災いに遭いやすいだけではなく、心身のバランスを崩したり体力が低下することで、健康に影響が出ることもあり、注意が必要です。
後厄はどんな年?
先ほどもお話ししたように、後厄は厄年の次の一年を指します。
そして後厄は「本厄では落としきれなかった厄を落とす年」とされています。
そのため、厄年と同じように災いや困難、体調の変化やトラブルに見舞われる可能性があるんです。
ちなみに、厄年や後厄で遭いやすい災難としてよく挙げられているのが、
②人間関係のトラブル
③家族への災難
④体調不良
などです。
これらの災難に遭わないためにも、後厄の間も油断せずに過ごすことが大切ですよ。
後厄の女性の年齢
ところで女性の後厄は何歳の時でしょうか?
女性は、20歳、34歳、38歳、62歳が後厄です。
※この年齢は、基本的に「数え年」で計算します。
数え年とは、「生まれた年を1歳」として、それ以降の元日を迎えるごとに1歳ずつ歳をとる、という考え方です。
わかりにくいですが、誕生日を迎える前は「満年齢+2歳」、誕生日を迎えた後は「満年齢+1歳」が数え年になりますよ。
こうして後厄の年を見てみると、進学や就職、転職、退職、結婚、出産など、人生の節目や転機に当たる年齢と重なることがわかりますよね。
特に、女性の30代は結婚や出産などに関わってくる年ですが、後厄の年に出産しても大丈夫でしょうか?
次は後厄と出産の関係についてまとめてみました。
後厄の女性の出産は?
厚生労働省のデータによると、令和元年の平均初婚年齢は、夫 31.2歳、妻 29.6歳となっています。
現代では30代での出産も増えているので、厄年や後厄の年に出産してもいいのか気になりますよね。
いろいろな説がありますが、実は「厄年に出産すると、赤ちゃんが厄を払ってくれるので縁起がいい」という話を聞いたことはありませんか?
私は、ちょうど厄年に出産だったので、これは親戚筋からよく聞きましたね。
私自身、そもそも出産が大変なのであまり厄年など気にすることはできずでした。
出産自体がおめでたいことですので、あまり慣習にとらわれずに「出産して厄落としができた」と前向きに考える方がいい気がします。
厄年だと周りは気にするかも知れませんが、現代においてはあまり気にされていないことのように思います。
ところで先ほども少しお話ししたように、後厄の年は出産を含めたさまざまな転機や節目になることが多い年です。この時に気をつけた方がいいことはあるのでしょうか?
次は後厄で気を付けるべきことについてまとめてみました。
後厄で気を付けるべきこと
後厄で最も気をつけた方がいいことは、「油断」です。
前厄、本厄と気を遣って過ごしてきて大きな災難に遭うことがないと、「もう大丈夫かな」とついつい気が緩んで油断しがちです。
そこで無理をしたり、物事や健康管理を疎かにしたりすると、人間関係にトラブルが発生したり、体調を崩したりしてしまうんです。
後厄はまだ厄年の期間中で、「厄を落としきる年」ですので、まだまだ油断は禁物。
本厄の間と同じように、健康に注意して無理はせず、家族との時間を大切にして過ごしましょう。
厄年の間は、家族や周りの人たちに支えられて乗り切ることが多いので、特に人間関係には注意して、感謝の気持ちを伝え、周りを労わるようにします。
そうすることで、後厄をより良く過ごすことができるといわれていますよ。
ちなみに、厄年だからといって、何もしないのはかえって運気を停滞させてしまいます。
自分にとって無理のない範囲で新しいことを始めることは、自身を見極める力を育て、後厄が終わった後の資産になりますよ。
まとめ
今回は後厄だとどんなことが起こるのか、出産など気をつけた方がいいことはあるのかについてまとめてみました。
実は私自身がまさに、厄年に出産しました。
いろいろ大変なこともありましたが、どちらかというとやはり、幸せなことの方が多い一年だったと思うので、厄落としになったかな?と思っています。
厄年だからといってあまりマイナスのイメージにばかりとらわれず、無理をしないで穏やかに過ごすことが大切だと思いました。
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