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手紙の結びの拝の意味や書き方・読み方,ぴったりな結語をご紹介!

お手紙をいただいたときに、「拝」という文字を見ることが多いと思います。

これは結びの言葉で、相手への敬意を表す謙譲の言葉です。

とてもいい言葉なのですが、最近では徐々に廃れていっているのが事実。
いざ自分が書こうと思っても、あまり使い慣れないと、書き方がイマイチわかりませんよね。

 

この記事では、拝の使い方・書き方についてまとめています。

目次

手紙での拝の使い方は?

拝は、結びの言葉、手紙の最後の一文に添える言葉です。

手紙の例をご紹介します。

〇〇様
お久しぶりです。お元気にされていますか。
~~(本文)
くれぐれも、お体にはお気を付けください。
〇〇〇〇(名前) 
「拝」を付けると、なんとなく丁寧で締まった印象になりますね。

 

この「拝」の前の名前の書き方ですが、小さいīことではありますが相手によって若干書き方が異なります。

目上の方へ

「フルネーム+拝」で書くのが丁寧です。この書き方が、最も一般的ですね。
目上の方、またはビジネスの場面で使うことができます。
もし書き方を迷ったら、フルネームで書くのはいかがでしょうか。

友人や知人へ

親しい友人や知人に宛てる手紙は、「苗字+拝」と書きます。
何度も手紙をやり取りしていたり、親しい間柄の方へは、拝の前に苗字を書きます。

家族や親戚へ

「拝」は、家族や親戚へも、使うことができます。
この場合は、「名前+拝」と書きます。
親しき中にも礼儀あり、とも言いますが、家族への手紙にも尊敬の気持ちを伝えたいですね。

・天候不順の折とは,使い方やご自愛くださいは一緒に使えるのか?

ただ、ここで少し紛らわしいのは、「拝啓」「敬具」などの頭語との使いかたです。

「拝」と入っているので、「拝啓」と関係があるのかと思ってしまいそうですが、「拝」は「拝啓」と関係がありません。

なので、「拝」を使うときは、いつもの挨拶で大丈夫ですよ。

また、もう一つ注意すべきことは、「拝」という言葉を使うと謙譲の意味が込められてとても丁寧な印象になるので、もし「拝」を書くのであれば、手紙の内容もしっかり丁寧な形にしないと少し不自然ではあります。

拝の意味・読み方は?

手紙の結びに書く「拝」は、「はい」と読みます。「拝啓(はいけい)」とも言いますね。

拝は、「拝(おが)む」という意味もありますね。

相手への敬意を表す言葉です。

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他にもある?結びの言葉

「拝」と言う言葉はとても丁寧な結びの言葉ですね。

結びの単語は、「結語」(けつご)と言います。文章や話などの結びの言葉ですね。

「拝」の他にも、丁寧な結びの言葉があるのでご紹介します。

・合掌
・かしこ(女性が使う言葉)
・不尽・不一

・合掌

「合掌」も、結びの言葉として使う言葉です。
お寺の関係で働かれている方がよく使われるそうです。
「合掌」とは拝むこと。実際に相手の方に合掌をするわけではないですが、敬う気持ちが伝わりますね。

・かしこ

「かしこ」は、主に女性が使うことが多いです。頭語はあっても、なくても大丈夫です。
目上の方に対しての手紙にも使うことができます。しかし、ビジネスの文書には向いていません。
昔は男性がよく漢字を使い、女性はひらがなを使っていた名残から、かしこという言葉が残っているそうですよ。
なんとなく優しい雰囲気が伝わってくるのではないでしょうか。

・不尽・不一

「不尽(ふじん)」や「不一(ふいつ)」とは、「急いで書き不十分で失礼します」という言葉です。
取り急ぎ!という意味が近いでしょうか。
「前略」や「急啓」、「急迫」という頭語と合わせて使うことができます。
「不尽」や「不一」を使うと、とても急いだ感じが伝わってきますね。

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まとめ

「拝」の使い方や、結語の言葉をまとめました。
とても丁寧な結語で、使うことができるととてもスマートですね。

色んな言葉の結び方がありますが、どれも普段使わないと忘れてしまいます。

さらには、今では手紙よりもメールやラインなどが主流だと思います。
実際に筆を取り手紙を書く機会も減っていますが、例えば贈り物をするときに短くてもいいので手紙が添えられていると嬉しいですよね。

最近は感染拡大で帰省ができないので、実家とは贈り物のやり取りが続いています。
なので、自分からも積極的に手紙を書くようになりました。

頭語と結語をマスターして、より丁寧な手紙を書けるようになるよう努力したいと思います!

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