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ナス科のフルーツはある?ペピーノとはどんな果物?どこで買える?

ペピーノという果物をご存知ですか?

名前は聞いたことがあるけど、実際に見た事や食べたことがない、という方も多いと思います。

アンデス山脈地方では古くから食べられている果物で、最近日本でもじわじわと人気が出てきているんですよ。

今回はそんな不思議な果物、ペピーノの秘密に迫ってみたいと思います。

目次

ペピーノとは?

まずはペピーノがどんな果物なのかご紹介していきたいと思います。

先ほどもちょっとだけご紹介しましたが、ペピーノは南米原産の果物で、アンデス山脈地方では古くから栽培されています。

現在ではニュージーランドやスペインなどで盛んに栽培されていて、特にニュージーランドでは一般的な果物として認知され、品種改良も盛んに行われていますよ。

日本には1983年にニュージーランドから導入され栽培が始まりましたが、あまり一般的に定着しませんでした。

当時、流通していた他の果物と比べて、あまり糖度が高くなかったので、人気が出なかったようです…。

ただ、最近では大学で研究が進むなどし、育てやすくて美味しい果物として再び注目を集め始めていますよ。

ところでペピーノはどんな味の果物なのでしょうか?

答えは「ペピーノ」という名前に隠されていました。

原産地である南米の主な公用語、スペイン語でペピーノは、【pepino dulce】、直訳すると、【甘いきゅうり】という意味です。
英語では【Sweet cucumber】【Pear melon】
こちらも直訳すると【甘いきゅうり】【梨メロン】です。
ペピーノの味がキュウリやメロンに、食感が洋梨に似ていることからこの名前がついたそうです。

実際にも、メロンや洋梨のような甘い香りがして、とてもジューシーな味わいだそうです。(まだ私は実際には食べたことがありません…食べてみたい!!)

ところで、甘くてジューシー味のペピーノは、何科の果物なのでしょうか?

スペイン語や英語の名前のように、きゅうりの仲間なのでしょうか?

次はペピーノがどんな植物の仲間なのか、調べてみました。

ペピーノはナス科のフルーツ

ペピーノは、実はナス科ナス属の果物です。

確かにペピーノを見てみると、つるんとした形やうっすらと紫色の模様が入ったところなどは、ナスによく似ていますよね。

イタリアのナスに紫色の縞模様が綺麗なゼブラという品種がありますが、これもペピーノによく似ています。

ちなみに、植物の分類は生殖器官である花の構造から決められているので、ペピーノにお花とナスのお花はそっくりですよ。

それではペピーノ以外にも、ナス科の食べ物はあるのでしょうか?

次はナス科の意外な食べ物についてご紹介していきます。

実はナス科と聞いてびっくりする食べ物

私たちがいつも食べている食べ物の中にも、実はナス科のものはたくさんあります。

代表的なものは、トマトやピーマンです。

もちろん、ピーマンにそっくりな、ししとうやパプリカ、とうがらしもナス科ですよ。

どれも夏野菜として、日常的によく食べるものですよね。

意外なところでは、ジャガイモもナス科の食べ物です。

ペピーノのところでもお話ししましたが、植物はお花で分類するので、ナスとジャガイモのお花はよく似ていますよ。

この他にも、ホオズキもナス科の食べ物です。

観賞用のイメージが強いかもしれませんが、最近では食用ホオズキの栽培も盛んになってきているので、どこかで口にされたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

さて、ここまでくると実際にペピーノを食べてみたくなりますよね。

ペピーノはどうやったら手に入れることができるのでしょうか?

次はペピーノが買える場所について調べてみました。

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ペピーノが買える場所は?

残念ながら、ペピーノの実を購入するのはなかなか難しいのが現状です。

ただ、もともとは暖かいところの果物なので、沖縄の市場や直売所などではたまに売られていることがあるようですよ。

旅行などで行かれた際にチェックしてみるといいかもしれません。

また、輸入品を多く扱うスーパーなどでも「売っていたよ」という目撃談がありますよ。
ただ、常に置いてあるわけではないので、注意が必要です。

それでもどうしても食べてみたい、という方には、苗を購入して自分で育ててみるのがおすすめですよ。

苗木でしたら、種苗会社のオンラインショップやホームセンターなどでも取り扱いしています。

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暖かいところの果物ですが、鉢植えにすれば室内で育てることもできます。

北海道で育てている方もいらっしゃいますよ。

そして比較的簡単に育てられて、植え付けてからなんと、およそ3、4月で収穫できちゃうんです!

心ゆくまでペピーノを堪能できそうですね。

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まとめ

今回はナス科のフルーツ、ペピーノについて色々調べてみました。

色々と謎が多い果物ですが、個人的な感想としては「美味しいそう!絶対食べてみたい!」でした。

研究も盛んなようで、近所のお店で気軽にペピーノを購入できる日も近いのかもしれませんね。

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