私たちの生活にすっかり馴染んでいるマスク、市販のマスクもバリエーションが増え、様々な色のマスクが手に入るようになりましたね。
このマスク、色によって意味はあるのでしょうか?
お葬式や結婚式など、何か行事がある時にもいつもと同じマスクでいいのかな、と思ったことはありませんか?
今回はマスクのちょっとした疑問についてまとめてみました。
マスクの色の意味はあるのか
マスクといえば白色でしたが、最近はたくさんの色のマスクが売られていますよね。
良く目にするのは、白やブルー、ピンク、グレーや黒などがありますが、この色に何か意味はあるのでしょうか?
調べてみましたが、マスクの色によって性能や効果に差はなく、意味は特にないようです。
医療用のサージカルマスクと呼ばれるマスクは、ブルーやピンクが多いですが、これも市販されているマスクと性能に差はありません。
マスクの色の意味は、性能や効果の違いというよりは、ファッション性や印象の差の方が大きいです。
顔の半分を覆うマスクは、色によってだいぶ印象が変わってきますよね。
次はマスクの色による印象についてまとめてみました。
マスクの色の印象
マスクの色によって受ける印象はだいぶ異なりますよね。
みなさんはマスクの色に対してどんな印象を持っているのでしょうか?
白
マスクといえば白、最も一般的な色ですね。
もともと医療現場で使われていたマスクが白いのは、清潔感があり、汚れた時にすぐにわかるからです。
白衣や看護師さんの制服が白系なのも同じ理由ですね。
清潔感やきちんとした感じを与える色なので、どんな場面でも使用しやすいですね。
黒
韓国のアーティストが使用していたことで、人気に火がついた黒のマスク、クールでオシャレな印象ですね。
ただ強い色なので、人によっては威圧感を感じたり、怖いと感じたりするようです。
特に年配の方はその傾向が強いので、ビジネス時や目上の方に会う時などは、避けた方が良さそうです。
グレー
グレーと言っても、淡いグレーから少し濃い目のグレーまで、色々な種類のマスクがありますが、どれでも共通しているのは、大人っぽい洗練されたイメージではないでしょうか?
ダークカラーのスーツなどとも相性が良く、スタイリッシュでクールな印象です。
少し柔らかい印象にしたい時は淡いグレー、輪郭を引き締めたい時には濃い目のグレーと、使い分けできるのも魅力です。
ピンク系などの暖色
ピンクなどの暖色系の淡い色は、明るく優しい印象を与えます。
威圧感を与えにくい色なので、看護師さんや保育士さんなど、人と接する職業の方が良く選んでいる色です。
初対面の方に会う時にも、親しみやすさを感じられるのでオススメです。
マスクの色によって印象はだいぶ変わってきますが、実際に顔色などには影響するのでしょうか?
次はマスクと顔色との関係について、お話ししていきます。
顔色でマスクも変えるほうがいい?
チークやリップ、洋服でも、いつもと違う色を選ぶと「今日はなんだか顔色が悪く見えるかも…」と思った事はありませんか?
マスクも同じで、特に顔の近くにあるものなので、顔色に影響が出やすいんです。
白系のマスクは、カメラのレフ板のような効果があり、目元は明るく見えますが、全体的に少し顔色が悪く見えがちです。
逆にピンク色などの暖色系のマスクは、赤みが強く見えるので、血色良く見えます。
そして濃いグレーや黒などのダークな色合いのマスクは、色の対比で顔色が明るく見えますが、シミやそばかすが目立ってしまうことも…!
ちょっと体調が良くなくてなんだか顔色が悪い時には暖色系、暖かくてちょっと火照り気味の時には白系、といったように使い分けるといいですね。
最近では顔色が良く見えるという「血色マスク」も売り出されていますよ。
顔色も左右するマスク、人気の色はあるのでしょうか?
次はマスクの人気の色を調べてみました。
マスクの人気の色は何色?
マスクの色はどんな色が人気なのでしょうか?
定番の白は根強い人気ですが、最近ではグレーや黒のダーク系、ピンクやベージュといった暖色系の色も人気のようです。
2021年6月17日時点のアマゾンの使い捨てマスク売れ筋ランキングを見てみると、1位から10位までのうち、5つが白、3つが黒などのダーク系、2つがピンクなどの暖色系でした。
ピンクなどの暖色系は、先ほども少しご紹介した「血色マスク」として人気が高まってきています。
また、柄の入ったマスクも登場していて、こちらも徐々に人気が出てきています。
使い捨てマスクも洗えるマスクも、どんどん新しい色や柄のものが出てきて、選ぶのも迷ってしまいますね。でも、気分によって違う色のマスクを使い分けるのも楽しいですよね。
それでは日常的に使うマスクはどんな色がいいのでしょうか?
次は毎日使うマスクの色について考えてみました。
日常では何色がいい?
マスクの色によって人に与える印象が違ったり、顔色が変わって見えたりします。
日常的に使うマスクの色も、その日の予定や仕事の内容などによって選ぶといいのではないでしょうか?
「上司に同行してもらう商談の日だから、きちんと感と清潔感もある白にしよう」
「今日は久しぶりに会う友達とランチだから、選んだ洋服に合わせてちょっと濃いめのグレーにしよう」
など、シチュエーションによって選ぶといいと思います。
それでは、非日常である冠婚葬祭の時には、どんな色のマスクを選んだらいいでしょうか?
次は冠婚葬祭の時のマスクの色についてお話ししたいと思います。
冠婚葬祭のとき色は何色がいい?
冠婚葬祭の時のマナーとして、マスクの色に決まりはあるのでしょうか?
結婚式とお葬式、それぞれの場合ついてみていきたいと思います。
結婚式のとき
結婚式のマナーとして、マスクの色に決まりはありません。
ただ、黒などのダークな色合いのマスクは、華やかな結婚式の場では浮いてしまうことがあります。
また意外なことに、白い不織布のマスクもドレスアップした格好だと少し違和感があります。
薄いグレーやベージュ、ピンクなどの柔らか色合いのものや、白ならレースや花柄のものなどが合わせやすいですよ。
個人的な好みのお話ですが、ベルギーのマティルド王妃という方は、ドレスと同じ色や柄のマスクをコーディネートしていて、とても素敵だなと思いました。
ファッションの一部として定着しつつあるマスク、上手に選んで結婚式でのおしゃれを楽しみましょう。
お葬式のとき
お葬式の時のマスクの色も、特にマナーとしての決まりはありません。
「葬儀は黒マスク着用がマナー」という情報がSNSなどで話題になったこともありますが、大手葬儀社さんも「特に決まりはない」と回答しています。
ただ、派手な柄や濃い明るい色のマスクは、喪服を着ている時には少し違和感があると思います。
白や淡い色の、無地のマスクの方が無難な印象ですね。
まとめ
すっかり身近な存在になったマスク、色々調べてみると新たな発見がたくさんありました。
かつてはマスクといえば白でしたが、今は色や柄、素材もたくさんのバリエーションがあり、イメージもガラリと変わってきました。
色や柄によって印象が変わるマスク、せっかくなので色々揃えて、シチュエーションに合わせたおしゃれを楽しんでみたいと思いました。
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